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着物を洗濯機で洗うとどうなる?正しく着物を洗濯機で洗う方法を徹底解説!

ポリエステルや木綿、浴衣などは、条件を守れば自宅の洗濯機で洗えるものがあります。

一方で、正絹(しょうけん)や、紋・絞り・刺繍・金箔などの装飾がある着物は、自宅での洗濯には向きません。

タグのない着物を前にして、

「全部クリーニングに出すと高額になる」

「でも、大切な一着を縮ませたくない」

と迷う方は多いはずです。

実際、素材の見極めを誤ると、縮み・色落ち・型崩れの原因になります。

だからこそ、洗う前には素材・仕立て・思い出の価値の3つの軸で仕分けることが大切です。

本記事では、着物を洗濯機で洗う方法について徹底解説していきます。

タグがない着物の見分け方や、洗濯機で洗う具体的な手順なども紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

紺地の浴衣と淡いベージュの正絹着物、洗濯ネット・洗剤を並べた比較写真
目次

着物を洗濯機で洗う前に確認すべき3つのポイント

着物を洗濯機で洗う前に確認すべき素材・仕立て・思い出の価値の3つのポイント図解

着物を洗濯機で洗えるかどうかは、「素材」「仕立て」「思い出の価値」の3つの軸で見極めます。

この3つを順番に確認すれば、自宅で洗うか専門店へ出すかを判断しやすくなります。

ご実家から譲り受けた着物も、同じ手順で確認していきましょう。

素材を確認する

まずは素材タグを確認

まず確認したいのが素材です。

着物の内側や衿の裏に、素材タグや洗濯表示がないか探してください。

タグがある場合は、その表示が最優先です。

とくに正絹は自宅洗濯NGと考えておくと安心です。

正絹は水に弱く、濡れることで縮みや風合いの変化が起こりやすくなります。

一方で、ポリエステルや浴衣(綿)は比較的自宅で洗いやすい素材です。

木綿・麻・ウールは扱いに注意が必要なため、条件付きで考えます。

素材自宅洗濯の可否
ポリエステル
浴衣(綿)
木綿△(縮みに注意)
△(シワに注意)
ウール△(縮みに注意)
正絹×

補足
タグが見当たらない場合は、手触りや光沢から正絹の可能性を考えます。少しでも迷う場合は、無理に洗わず次の見分け方に進んでください。

仕立てを確認する

装飾の有無を一枚ずつ点検

素材の次に確認したいのが仕立てです。

たとえ素材自体は洗える場合でも、装飾がある着物は自宅洗濯に向かないことがあります。

着物を広げて、次のような要素がないか確認してください。

仕立て要素5種チェック
  • 紋(家紋)
  • 絞り
  • 刺繍
  • 金箔・銀箔
  • 箔加工や立体感のある特殊加工

これらがある着物は、水洗いによって風合いが変わったり、加工が傷んだりするおそれがあります。

たとえば金箔は剥がれやすく、絞りは凹凸がつぶれることがあります。

装飾が確認できた場合は、無理に自宅で洗わず、専門店に相談するのが安心です。

紋・絞り・刺繍・金箔という、自宅の洗濯機で洗えない着物の装飾を示す4分割写真

思い出の価値を確認する

気持ちの優先度を言語化

3つめは、その着物にとっての思い出や大切さです。

素材や仕立ての面では洗えそうでも、失敗したくない一着は自宅洗濯に向きません。

洗う前に、次のような項目に当てはまるかを考えてみてください。

思い出価値チェック5項目
  • 母や祖母から譲られた着物である
  • 成人式や結婚式など節目で着た思い出がある
  • 家族写真に写っている
  • 同じものを買い直せない
  • 万一縮んだり色落ちしたら強く後悔しそう

ひとつでも当てはまるなら、自宅洗濯は慎重に判断した方がよいでしょう。

迷ったときは専門店に相談する選択肢を残しておきましょう。

3軸を一枚にまとめた即判定フローチャート

素材タグ・水洗い表示・正絹疑い・装飾・思い出を順に確認する5ステップ即判定フローチャート

上から順に5ステップで判定

ここまでの内容を、判断する順番に並べると次の5ステップになります。

確認することNGなら
1素材タグを探すあれば指示に従う
2水洗い可否の表示を確認NG表示なら自宅×
3正絹の可能性がないか確認疑いありで自宅×
4装飾の有無を確認するあれば自宅×
5思い出の価値5項目に当てはまるか1つでも該当で自宅×

この順で見ていけば、洗うかどうかを判断しやすくなります。

途中でひとつでも不安な点があれば、その時点で自宅洗濯は中止し、専門店への相談を検討しましょう。

  • タグなし・光沢あり・譲り受けた一着 → 自宅洗濯は避ける
  • 水洗い可表示あり・装飾なし・普段使いの浴衣 → 自宅洗濯OK

タグなしの着物を洗濯機にかけてよいか見分ける方法

タグなしの着物を洗濯機にかけてよいか見分ける手順を示すH2見出し画像

タグなしの着物を洗濯機にかけてよいか見分ける方法

譲り受けた着物には、タグがついていないこともあります。

そんなときは、触感・光沢・燃焼テストの3つで素材を推測できます。

ただし、大切な一着は自己判断せず、呉服店やクリーニング店に相談するのがいちばん確実です。

迷ったら呉服店へ
大切な一着や思い出の品は、自己判断せず呉服店やクリーニング店に相談してください。素材鑑定だけなら無料で対応してくれるお店もあります。

触感で見分ける

指先で感じる素材ごとの違い

指先で軽く触れると、素材ごとに感触の違いがあります。

素材触感の特徴
正絹しっとり吸いつくような感触
ポリエステルつるつる滑る
木綿ふっくら厚みがある
しゃりっと張りがある

光沢で見分ける

光に当てて艶を確認

明るい場所で生地を傾けると、光沢の違いが見えてきます。

素材光沢の違い
木綿・麻光沢が少なく、マットに見える
正絹奥行きのある上品な艶がある
ポリエステル均一でやや強いテカリがある

燃焼テストで見分ける

最終手段としての燃焼テスト

燃焼テストは火を使うため、自宅での実施はおすすめできません。

素材がどうしても判別できない場合の最終手段として知っておく程度で十分です。

特に、思い出のある着物や高価な着物では行わないようにしてください。

試す場合も、自分で無理に判断するより、目立たない縫い代の糸を少量持参して呉服店や専門店に相談する方が安全です。

素材別の燃え方
  • 正絹:髪の毛が焦げたような匂いがする
  • ポリエステル:黒い玉状に溶けて固まる
  • 木綿・麻:紙が燃えるような匂いがする
着物の繊維を少量切って燃焼テストで素材を見分ける際の注意点を示すイラスト

自己判断で洗うのは避けて
燃焼テストの結果に確信が持てない場合は、洗濯機にかけずに呉服店やクリーニング店へ相談してください。一度の判断ミスが、大切な一着を傷める原因になります。

洗濯機で洗える着物の素材別洗い方早見表

「洗濯機で洗える」とわかっても、素材によって最適な設定は異なります。

ここでは代表的な素材について、洗い方の目安をまとめます。

洗濯機で洗える着物の素材別洗い方を比較する早見表のH2見出し画像

ポリエステル(洗える着物)の洗い方

比較的扱いやすく、家庭の洗濯機でもっとも洗いやすい素材です。

項目推奨設定
水温30℃以下
洗剤中性洗剤(エマール・アクロンなど)
コース手洗いコース/ドライコース
脱水30秒〜1分
干し方陰干し(着物用ハンガー)
アイロン中温+当て布

水温は30℃以下を守り、洗剤はエマール・アクロンなどの中性洗剤を選びます。

シワが残った場合も、当て布をすれば家庭用アイロンできれいに整います。

色柄物は念のため、目立たない場所で色落ちテストをしてから洗いましょう。

木綿(普段着・木綿着物)の洗い方

丈夫ですが、初回の洗濯で多少縮むことがあります。

項目推奨設定
水温30℃以下
洗剤中性洗剤
コース手洗いコース
脱水30秒〜1分
干し方陰干し(型を整えてから)
アイロン中温+当て布

干す前に手で軽く叩いて、シワとヨレを伸ばしておくと仕上がりがきれいです。

色柄物は色移りを防ぐため必ず単独洗いにしてください。

麻(夏の着物・小千谷縮など)の洗い方

通気性がよい反面、シボや風合いを崩さないよう注意が必要です。

項目推奨設定
水温30℃以下
洗剤中性洗剤
コース手洗いコース
脱水30秒程度
干し方陰干し(軽く形を整える)
アイロン中温+当て布(シボを潰さず軽く)

脱水は30秒程度の短時間にとどめ、軽く水気を切る程度にしましょう。

小千谷縮(おぢやちぢみ)など高価な麻着物は、無理せず専門クリーニングを選ぶ判断も大切です。

ウールの洗い方と注意点

他素材より一段階やさしく洗います

水と摩擦に弱く、縮絨(フェルト化)を起こすと元に戻しにくい素材です。

項目推奨設定
水温20〜25℃
洗剤おしゃれ着用の中性洗剤
コースドライコース(ソフト洗い)
脱水30秒以内
干し方平干し(ハンガーは伸びの原因)
アイロン低〜中温+当て布(スチーム推奨)

水温は20〜25℃のぬるめ、コースはドライコース(ソフト洗い)を選んでください。

少しでも不安があれば、ウールは家庭で洗わずクリーニングに出してください。

一度フェルト化すると、修復はほぼ不可能です。

浴衣(綿)の洗い方

多くは自宅で洗えますが、注染や藍染は色落ちしやすいため注意が必要です。

項目推奨設定
水温30℃以下
洗剤中性洗剤
コース手洗いコース
脱水30秒〜1分
干し方陰干し(袖や裾を整える)
アイロン中温+当て布

注染・藍染の浴衣は初回は必ず単独洗いにし、他の衣類への色移りを防ぎましょう。

シーズン終わりは、しっかり乾かしてから畳んで保管してください。

5素材×8項目の一覧早見表

迷ったらこの表で確認できます

ポリエステル・木綿・麻・ウール・正絹の5素材を8項目で比較した洗い方早見表

ウールだけは別ルールと覚えると、判断に迷いません。

ご自身の着物の素材を確認したら、このまま該当の列を実践してみてください。

着物を洗濯機で洗う7ステップ手順|たたみ方から保管まで

着物を洗濯機で洗う7ステップ手順を示すH2見出し画像

ここからは、事前チェックから保管までの流れを7つのステップで解説します。

ステップ1|事前チェック(色落ちテスト)

最初に色落ちの有無を確かめる

洗濯前に、必ず色落ちテストを行いましょう。

テストを省くと、水洗いで全体が変色する恐れがあります。

手順は次のとおりです。

色落ちテスト手順
  • 白い綿棒に水を含ませる
  • 着物の目立たない場所(裏側の縫い代など)に10秒ほど押し当てる
  • 綿棒に色が移っていないか確認する

綿棒に色が付いた場合は家庭での洗濯を中止し、専門のクリーニング店に相談してください。

色移りが見られなければ、次のステップに進めます。

ステップ2|袖だたみで洗濯ネットに入れる

袖だたみで生地への摩擦を最小化

着物は、そのまま洗濯機に入れず、袖だたみにしてから洗濯ネットへ入れます。

袖だたみとは、両袖を身頃の上に重ね、細長く整えてたたむ方法です。

袖だたみした着物をピンクのメッシュ洗濯ネットに入れて洗濯機の前に置いた写真

たたみ方の手順は以下のとおりです。

袖だたみ手順
  • 着物を広げて衿を左に置く
  • 両袖を身頃の上に折り重ねる
  • 裾から衿に向かって三つ折りまたは四つ折りにする

ネットは、着物専用の「せんたく姫」「くるくるザブザブ」などが扱いやすくおすすめです。

ネットに対して着物が大きすぎると型崩れの原因になるため、ゆとりのあるサイズを選びましょう。

ステップ3|中性洗剤を規定量の半量で投入

中性洗剤を控えめに使うのが基本

洗剤は、おしゃれ着用の中性洗剤を選びます。

代表的な商品はエマールやアクロンです。

量は、パッケージに記載された規定量の半分程度を目安にしてください。

着物はデリケートな素材が多く、洗剤が濃すぎると生地を傷める原因になります。

蛍光増白剤や漂白剤が含まれた洗剤は避けましょう。

柔軟剤の使用も、生地への影響を考えて初回は使わない方が安心です。

ステップ4|手洗いコース・水温30℃以下で運転

水温は必ず30℃以下を守る

水温の管理は、洗濯成功のカギを握ります。

水温は30℃以下、できれば常温の水道水を使ってください。

お湯での洗濯は絶対にNGです。

高温の水は、絹やウールの縮みや色落ちを大きく進めてしまいます。

冬場で水道水が冷たい場合も、ぬるま湯にとどめましょう。

水温を下げることで、生地への負担を最小限に抑えられます。

ステップ5|お使いの洗濯機の弱水流コースを選ぶ

弱水流相当のコースを取扱説明書で確認

洗濯コースの名称は機種によって異なります。

お使いの洗濯機の取扱説明書を確認し、「手洗い」「ドライ」「おしゃれ着」「ソフト」など、弱水流にあたるコースを選んでください。

選ぶときの基準は次の3つです。

コース選びの3基準
  • 水流が弱い
  • 洗濯時間が短い
  • 脱水が低回転または短時間

標準コースや強水流コースは使用しないでください。

機械的な力が強すぎて、着物が型崩れしたり傷んだりします。

ステップ6|脱水30秒〜1分・陰干しで型崩れを防ぐ

脱水は短時間・乾燥は陰干しが鉄則

脱水時間は、30秒から1分程度に短く設定します。

多くの洗濯機では、最短設定でも合っています。

長時間の脱水はシワや型崩れの原因になるため避けましょう。

脱水後の着物を着物用ハンガーで陰干しして型崩れを防ぐ様子の写真

干し方のポイントは以下のとおりです。

干し方のポイント
  • 風通しのよい日陰に干す
  • 着物用ハンガーまたは物干し竿2本に渡してかける
  • 直射日光は色あせの原因になるため避ける

完全に乾くまで触らず、生地が自然に伸びるのを待ちます。

ステップ7|当て布アイロン・たとう紙保管

当て布アイロンで仕上げてたとう紙へ

乾いた着物には、シワを伸ばすアイロンをかけます。

必ず当て布をしてから低温〜中温でかけるのが基本です。

アイロン温度は、洗濯表示マークに従ってください。

素材ごとに適温が異なるため、表示の指示が最も信頼できます。

当て布なしの直接アイロンは焦げや光沢ムラの原因になります。

仕上げたら、たとう紙(たとうし)に包んで保管します。

たとう紙は、定期的に新しいものへ取り替えると清潔な状態を保てます。

洗濯機で縮み・色落ち・型崩れが起きた後の対処方法

洗濯機で起きた縮み・色落ち・型崩れの対処方法を解説するH2見出し画像

もし失敗してしまっても、専門業者による対処で改善できる可能性があります。

自己判断で追加処置をせず、まずは呉服店や悉皆屋(しっかいや)に相談してください。

縮みの対処方法(湯のし)

縮みには蒸気を当てる「湯のし」が基本対処

縮んでしまった着物には、職人による湯のし(ゆのし)という工程が用いられます。

湯のしとは、生地に蒸気を当てて繊維をゆっくり伸ばし、反物の幅と風合いを整える伝統技法です。

絹の主成分であるフィブロインというタンパク質は、湿気と熱で再びほぐれる性質を持ちます。

この性質を利用して、縮んだ繊維をもとの寸法に近づけていきます。

依頼先は呉服店経由・宅配クリーニング・職人直営のいずれかが一般的です。

費用相場は3,000〜5,000円ほど、納期は2〜4週間が目安となります。

強く縮んだ生地は完全復元できない場合もありますので、早めの相談をおすすめします。

色落ち・色移りの対処方法(染め直し・色補正)

色トラブルは染め直しか部分補正で対応

色落ちや色移りが起きた着物は、染色補正のプロに依頼するのが安全です。

軽度の色ムラや一部分の色落ちであれば、部分色補正(5,000〜15,000円)で対応できることがあります。

部分色補正は、抜けた色を筆で差して周囲となじませる繊細な手作業です。

全体的に色が抜けた場合は、染め直し(10,000〜30,000円)という選択肢になります。

染め直しは生地全体を別の色で染めなおす方法で、思い出の着物を新しい姿で残せる利点があります。

染料が定着して色が固まった状態では補正困難なケースもあるため、放置せず早めにご相談ください。

型崩れ・縫い崩れの対処方法(洗い張り・仕立て直し)

型崩れは「洗い張り+仕立て直し」が王道

型崩れや縫い目のヨレが出てしまった着物には、洗い張りと仕立て直しを組み合わせる対処が効果的です。

洗い張り(あらいばり・10,000〜20,000円)とは、着物を一度ほどいて反物に戻し、丁寧に水洗いして生地を整える伝統工程です。

洗い張りだけでは元に戻らない場合、続けて仕立て直し(30,000〜80,000円)で縫い直す必要があります。

仕立て直しでは、寸法を測り直して新品同様に仕上げてもらえます。

所要時間は洗い張り単体で1〜2か月、仕立て直しまで含めると1〜3か月が目安です。

生地そのものが傷んでいる場合は仕立て直しが難しいケースもありますので、まずは状態診断を依頼しましょう。

大切な一枚を諦める前に、専門家の目で復元の可能性を確かめてみてください。

対処方法別 費用相場・納期一覧

洗濯機で縮み・色落ち・型崩れなどを個人で修復できない場合は、業者への依頼がおすすめです。

プロに任せることで、確実に着物を修繕してくれますよ。

業者に依頼する際の費用相場は以下の通りです。

縮み・色落ち・型崩れ別の専門店費用相場と納期目安をまとめた一覧表

着物 洗濯機に関するよくある質問

着物を洗濯機で洗うときによくある質問をまとめたFAQセクションのH2見出し画像

読者の皆さまから多くお寄せいただくご質問を、簡潔にまとめました。

装飾の有無で判断に迷ったときの参考にしてください。

正絹の着物を洗濯機で洗うとどうなりますか

結論から申し上げますと、正絹の洗濯機洗いはNGです。

フィブロイン繊維が水で収縮し、縮み・型崩れ・色落ちが同時に発生してしまいます。

詳しくは「素材を確認する」と「縮みの対処方法(湯のし)」をご覧ください。

縮んでしまった正絹の着物は元に戻せますか

軽度の縮みであれば、湯のし加工(3,000〜5,000円)で復元できる場合があります

ただし重度の縮みは洗い張りや仕立て直しが必要となり、費用は数万円規模になります。

ポリエステルの着物はそのまま洗濯機で洗っても大丈夫ですか

紋・絞り・刺繍・金箔などの装飾がなければ、洗濯機で洗えます。

手洗いコース+洗濯ネット+中性洗剤の3点セットを必ず守りましょう。

着物を洗濯機で洗う時の脱水は何分くらいが適切ですか

脱水は30秒〜1分、長くても2分までに抑えてください。

長時間の脱水は深いシワや型崩れの直接原因になり、復元が難しくなります。

自宅洗濯とクリーニングはどちらがよいですか

ポリエステルや浴衣は自宅、正絹や思い出のある一着は専門店、という分け方が基本です。

費用は自宅約30〜300円、プロ依頼で約6,000〜10,000円が目安となります。

思い出の一着は無理せず専門店にお任せください。

 【まとめ】
着物 洗濯機の判断は3軸の即仕分けから始めましょう

着物を洗濯機で洗うかどうかは、素材・仕立て・思い出の価値の3つで判断するのが基本です。

ポリエステルや浴衣、木綿の一部は、条件を守れば自宅で洗える場合があります。

一方で、正絹や装飾のある着物、大切な思い出のある一着は、無理をせず専門店に相談する方が安心です。

まずは手元の着物を仕分けし、洗えるものだけを適切な手順で洗う。

この流れを守るだけでも、失敗のリスクは大きく減らせます。

自宅NG判定だった着物の出口(丸洗い・仕立て直し・買取・譲渡・供養)は別記事で詳しく解説しています。

ただ万が一失敗しても、悉皆屋さんや和裁士さんが立て直してくれますので、過度に怖がる必要はありません。

判断に迷う一着は、無料査定もご検討ください。

大切な一着を長く着続けるためにも、迷ったときは慎重に判断していきましょう。

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